FFMpegの使い方

まず、Ac3 audio pageのページから
(02/19追記:404になっていたので物置に0.4.9-pre1を置いておきます)
FFMpegのWindows用バイナリをダウンロードしましょう。

ffmpeg.zipを解凍するとffmpeg.exeが出てきます。
これはインストーラではなく、もうこの時点でそのまま使えるファイルですんで
好きなところに置きましょう。
今回はC:\bin\FFMpegというフォルダを作り、その中に置くことにします。
コマンドプロンプトを使っての作業になりますので、
フォルダ名などは一応空白を含まない8+3形式にしておくと安心かもしれません。

ファイルを置いたら、「コマンド プロンプト」(Win NT/2000/XP)
もしくは「MS-DOS プロンプト」(Win 95/98/Me)を実行し、
先ほどFFMpeg.exeを置いたフォルダへ移動します。
これには「CD」というコマンドを使います。
コマンド/DOSプロンプト/8+3指定
このように、
CD C:\bin\FFMpeg」と入力してEnterを押します。
英字の大文字・小文字は区別しないで大丈夫です。

変換してみよう

続いて、実際にセガサターンのaviファイルの音声部分を変換してみます。
今回使用するCDは「せがた三四郎 真剣遊戯」です。
CDドライブがD:だとして作業を進めていきますが、
E:だったりF:だったりする人は脳内で適宜読み替えてください。

aviファイルがあるか確認
Exolorer
aviファイルがありました。今回は「S04.AVI」を変換してみます。

FFMpegの使い方ですが、

ffmpeg -h > ffmpeg.txt

と入力すると、現在いるフォルダ
(この場合は「C:\bin\FFMpeg」)に
「ffmpeg.txt」というファイルが生成されます。
この中にオプション等が記載されています。
また、同様に

ffmpeg -formats > formats.txt

とすると、FFMpegで利用できるフォーマットやコーデックがformats.txtに出力されます。
実際に使う場合は

ffmpeg 入力オプション -i 入力ファイル名 出力オプション 出力ファイル名

となります。

とりあえず再生したい場合の入力例を示します。

ffmpeg -i D:\S04.avi -vcodec copy -acodec pcm_s16le S04.avi

これは、 「D:\S04.aviを映像はそのまま、音声は16BitのPCM Waveにして現在いるフォルダにS04.aviという名前で出力する」
という事を表します。
一部オプションの簡単な説明と使用例を載せておきます)
変換終了画面
このように表示され、変換が終わります。

出来たaviファイルを開けば、関連付けされたプレイヤーで再生が始まるでしょう。
再生中画面
音声も映像もちゃんと出れば成功です。
いろいろなゲームの動画をPCで見てみて下さい。

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